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Question and Answer
予備知識(趣)


テイスト

2004年の記事です。

趣向

理容美容と関わりの深い、スタイル(服装や髪形のデザイン)や テイスト(好みや趣味の傾向/〜風・〜チック)を思いつくだけ書いてみました(goo辞書・マルチメディア・インターネット事典を参考)。

スタイルやテイストはイメージによって分類ができます。他にもあるとは思いますが、比較的よく聞く言葉は入っているはずです。

クラシックな服装・髪型・趣味という定義づけをするだけで、より適確に情報交換ができたり、ご自身の知識や技術の幅を広げる事にも繋がるはずです。

ちなみにテイスト名に色をつけていますが適当です。色とイメージの本を参考にしてください。資料はあるのですが、そのまま使うのはどうかと思うので省きます。ちなみにテイストは一色ではなく、組みあわせた色を利用してイメージをより明確にします。

類:モチーフ【motif】
(1)小説・絵画などで創作の動機となった中心的な題材。
(2)音楽で,ある表現性をもつ旋律の断片,または音型。動機。
(3)模様の構成単位。


デザインのテイスト

fashion(ファッション),look(ルック),dress(ドレス),suit(スーツ),magazine(雑誌),show(ショー),book(本),モデル(model)

・クラシック[classic]
古典的で、いつの時代でも高い評価を受ける優れた模範的作品。やや古めかしく、落ち着いた感じ。古雅であるさま。理容美容のカットスタイルに限定すれば、ヴィダルサスーンの初級ヘアスタイルをさします(ちなみに教科書から1ステップしたくらいのスタイルです)。類:レトロ[retro]。
Vidal SassoonMARY QUANTTwiggy

・フォーマル[formal]
公式的であるさま。形式的。儀礼的な装い

・コンサバティブ[conservative]
保守的。また,その傾向にある人。

・モダン[modern]
現代的。近代的であるさま。

・フェミニン[feminine]
女性らしい。

・マニッシュ[mannish]
男っぽい。マスキュリン。

・クール[cool]
かっこいい。素敵。感情を動じさせない冷静であるさま。

・サイバー[cyber]
近未来的。生物および機械における制御・通信・情報処理の理論を区別せず統一的に扱う考え方:サイバネティックス。W=ギブスンの描いた小説、ニューロマンサーの造語であるサイバースペース(電脳空間)は1980年代中頃から広く用いられるようになる。トロン、ブレードランナー、攻殻機動隊、JM[記憶屋ジョニィ]、マトリクスが参考になります。

・プログレッシブ[progressive]
進歩的な。革新的な。

・ミリタリー[military]
「軍人の」「軍隊の」の意。ちなみに緑の属性は安心感を与える。

・アバンギャルド[avant-garde]
特定の流派に限らず、表現・手法・芸術観の急激な変革を求める芸術精神。主に抽象主義とシュールレアリスム。

・スポーティー[sporty]
服装などが、軽快で活動的。

・カジュアル[casual]
服装などが堅苦しくないさま。くつろいでいるさま。多く複合語として用いる。

・カントリー[country]
「田園(の)」「郊外(の)」などの意

・ワイルド[wild]
野生的な荒々しさ。未開であるさま。

・トロピカル[tropical]
「熱帯の」「熱帯的な」の意。さらりとした夏向きの薄地梳毛(そもう)織物。

・エスニック[ethnic]
民族的である。異国風。

・オリエンタル[oriental]
東方の、東洋の、東洋風の意。和服も含むファッション。アジアン。

・ボヘミアン[bohemian]
ジプシーとよばれてきた少数民族ロマのこと。社会の習慣に縛られず,芸術などを志して自由気ままに生活する人。

・フォークロア[folklore]
北欧や南米やアジアなど,世界各地の民族衣装をモチーフにしたファッション。

・フレンチ[french]
「フランスの」「フランス人の」「フランス風」の意。フレンチ・カジュアル。ドレスダウン=略装にすること。約束事にこだわらない服装をすること。 反:ドレスアップ:着飾ること。ドレスコード:服装指定・服装の規則。

・キュート[cute]
若い女性の、活発でかわいらしいさま。 類:ラブリー[lovely]:かわいらしいさま。すばらしいさま。プリティー[pretty]:かわいいさま。 反:アンニュイ[ennui]:もの憂い、倦怠、気だるい感じ。

・ファンタジー[fantasy]
空想。幻想。夢。幻想的・夢幻的な文学作品。形式にとらわれず作者の自由な幻想によって作り上げられた曲。幻想曲。

・ロマンティック[romantic]
現実離れしていて空想的で甘美なさま。

・セクシー[sexy]
性的な魅力。また性的な感じの強いさま。

・エレガント[elegant]
優雅で上品なさま。

・ソフィスティケート[sophisticate]
趣味や態度などが洗練されていること。

ゴシック[gothic]
ヨーロッパ中世の美術様式。類:ゴシック・ロリータ←対→スィート・ロリータ / 類:和風ロリータ

音楽文化のテイスト


・ウエスタン[western]
アメリカ西部地方の木こり・カウボーイの歌・民謡などの地方色豊かな音楽の総称。カントリー・ミュージック。追記:西部劇に使われるウエスタンとカントリーミュージックは それほど深い関係はないそうです。


・ジャズ[jazz]
二〇世紀初頭アメリカのニューオーリーンズに発祥したポピュラー音楽。アメリカ黒人の民俗音楽とヨーロッパ音楽の融合によって成立。四拍子の第二、四拍にアクセントをおく躍動的なオフ-ビートのリズム、即興的演奏などを基本的特徴とするが、演奏形態も手法・スタイルも今日では伝統的なものから前衛的なものまで非常に多様化している。ジャジーはジャズ風の。熱狂的な。けばけばしい。


・ロックンロール[rock 'n' roll]
1950年代にアメリカから世界中に流行したポピュラー音楽。黒人のリズム-アンド-ブルースをもとに白人のカントリー・ミュージックの要素を加味したもの。


・ロカビリー[rockabilly]
アメリカの山岳地帯などの民謡調歌曲ヒルビリーの影響を受けたもので、1950年代後半プレスリーらにより世界的に流行。


・ロック[rock]
電気楽器を使いビートを強調した音楽。1960年代にロックンロールから派生し、エレキ-ギター・エレキ-ベース・ドラムスを中心とする小編成のバンドにより演奏されることが多い。


・ポップ[pop]
popとはpopularから登場した短縮語。軽妙で洒落ているさま。大衆的で商業性のあるさま。1960年から1970年代のヒッピー文化全盛の頃に出た言葉。誰でも参加できる少しだけ先を行った文化という意味で使われることも多いが、少し排他的で一時期は麻薬文化として当時の若者に受け入れられた面もある。


・サイケデリック[psychedelic]
1960から1970年代にヒッピーの聖地の一つだったインドのゴアではビーチパーティが盛んに行なわれた。幻覚剤によって起こる幻覚や心理的恍惚(こうこつ)状態に似たさま。


・パンク[punk]
1970年代中頃、体制化したロック音楽の批判として、ロンドンにはじまった音楽。社会通念や道徳に対する攻撃的な姿勢、やり場のない怒りを表現する。また、髪を原色に染めたりする奇抜なファッションなどもいう。タータンチェックを取り入れている服装。タータンチェックは、もともとスコットランドの氏族を現すための飾章、紋章としての儀礼、狩猟、戦争などの非日常的なシーンに主として用いられたものです。


・テクノポップ[techno-pop]
1970 年代後半に世界的に流行したポピュラー音楽の一傾向。アナログシンセサイザーの音色とシーケンサーによる反復を多用した無機的なフレーズを特徴とする。


・ハウス[house]
ハウスミュージック。既成の音源からフレーズを引用してコラージュしたり、打ち込みとミックスしたりすることで作品を作り上げることを特徴とするディスコダンス用の音楽スタイル。ディスコとはレコードでロックミュージックなどを流しダンスを楽しませる店。ディスコテーク。81年「MTV」が誕生。新譜のプロモーションにビデオ・クリップが用いられるようになる。マドンナやマイケル・ジャクソンはビデオ・クリップを最大限に利用し、音楽を“聴く”ものから“観る”ものへと幅を広げていった。83年〜86年にはカルチャークラブやカジャグーグーなどアイドル系がブレイク。87年〜89年はユーロビートの全盛期。


・アイドル[idol]
崇拝される人や物(キャラクター)。人気者。偶像。


・テクノ[techno]
ポップをさらに無機的にしたダンスミュージックのこと。1980 年代後半以降,ハウスミュージックの流れから派生。「科学技術の」「技術の」の意でもある。


・アシッド・ハウス[acid house]
アシッド・ハウスとは、狭義にはアナログ・シンセサイザーの変調効果を多用したエレクトロニック・ミュージックを指す。広義では、1987年頃からシカゴやロンドンで同時多発的に始まった、電子音楽、ファッション、クラブ・カルチャーをミックスした現象を意味する。類:アシッドテクノ


・アシッド・ジャズ[acid jazz]
1980年代後半に生まれた音楽スタイル。70年代のファンクにヒップ-ホップの手法を混ぜ、ジャズ的な要素を加えたもの。


・レイブ [rave]
1980年代後半、イギリスに発生したハウスパーティーを中心としたダンスムーブメント。主に屋外でテクノやハウスなどのダンス-ミュージックを大音量で流すイベント。raveとは英語で狂人のようにけたたましくしゃべる、わめく、夢中になって説得する、政府を激しく非難するといった意味がある。シャーマンが祭儀でトランス状態になり、音楽やリズムにあわせたダンスで陶酔状態になったときもraveという。また、1960年代に野外で行われたコンサートで狂ったようにロックを楽しむことや、1980年代にイギリスで起こったアシッド・ハウス・ブームでの野外パーティ。ハウス、テクノ、トランス、ドラムンベース、ハッピーハードコアなど、エレクトロニックなダンス・ミュージック、それらをオープンエアーでDJが途切れることなくかけ続け、昼夜を忘れて踊り続ける参加者たちもrave(RAVER)という。


・トランス[trance]
トランスとは催眠状態(←反→覚醒状態)。催眠やヒステリーなどの場合にみられる,常態とは異なった精神状態。宗教的儀礼の忘我・恍惚の状態。ダンスミュージックの一つで、テクノのうちサイケデリック(幻覚的)なサウンドを持つもの。1960年代のカウンターカルチャーが世紀末に再来。サイケデリックトランス(ゴアトランス)と言われ、その空間でもっともフィットする音楽として、1990年代初頭に南ドイツやイギリスで作られたメロディアスでエフェクティブな「曲がった」音色の特徴を持つ。


・ストリート[street]
街の若者が着こなすファッション。デザイナーや企業とは無関係に,自然発生的な流行を形成する。ストリートスタイル・ストリートファッション・ストリートカジュアルとも言われる。ラップ、ヒップホップなどの音楽やコミュニティに影響を受けたスタイル等。初期は社会批判から始まりましたが、前向きな考えへと姿勢を変化し人気が高まる。日本の社会背景:有名人のブログの先駆けは宇多田ヒカルさんです(1998年)。また1st album『First Love』の売り上げ記録(860万枚以上)は、まだ破られていません。


・ノイジー[noisy]
騒々しい。ざわついた。はでな。


・ストリーミングの時代
価値観の多様化(2001年以降)。ブロードバンドインターネット接続。国際文化(2001年3月1日・FTTH導入)。ネットワーク(パソコンや携帯電話など)による音楽と映像の配信。日本のジャンルは、J-Pop、オルタナティブ、ブルース、クラシック、ダンス、エレクトロニック、ヒップホップ/ラップ、ジャズ、歌謡曲、ポップ、R&B/ソウル、レゲエ、ロック、サウンドトラック、ヴォーカル、ワールド。参考:iTunes Music Store(2003年以降・2005年(日本))。


・エレクトロ・ポップ[electropop]
スタイル:テクノポップ。ヴォコーダー。VOCALOID[ボーカロイド]:歌詞に合わせて歌い方や声質も変化させながら歌うボーカル音源(2004年)。その後は、エレクトロポップ + アイドル + 3Dアニメーションが、申し合わせたように絶妙のタイミングで合致していきます(自主制作アニメーション)。
capsule(1997-2001年)、Perfume(2000-2003-2005年)、MEG(2002年)、THE IDOLM@STER(2005年)、初音ミク(2007年)、kzlivetune[livetune](2007-2008年)、MikuMikuDance(2008年)、Project DIVA(2009年)、wakamura plex[wakamura][hachiojip](2010年)、きゃりーぱみゅぱみゅ(2011年)
海外:Lady Gaga(2008年)


・動画共有サービス[Video hosting service]
YouTube(ユーチューブ)の動画共有サービスが開始される(2005-2006年)。ニコニコ動画(2006年)。コンテンツの多様性と進化が促進され、本格的な情報爆発の時代を迎えます(メディアミックス ← 反 → 手段の目的化)。日本では「アニメソング」がジャンルとして認知されていきます。コスプレイヤーは規模を拡大。秋葉原のIT文化と 渋谷(原宿)のファッション文化が 親和的な関係をもち始めます。関連:Comic Market[Japan:1975年〜]、Anime Expo[America:1992年〜]、Japan Expo[France:2000年〜]。オランダ、ドイツ、スペイン、シンガポール、中国、台湾、香港も開催。iTunes Storeにアニメジャンルが追加される(2009年)


・拡張現実[Augmented Reality]
拡張現実(2007年)という科学技術が伸び始めています。今は音楽とは関係ありません。一部のサロンでは iPad(2010年)が使われ始めました。類似:ヘアスタイルシミュレーター。しかし現場も お客様も ヘアカタログの方が まだ現実に即しているようです。「お任せ」だったり「こんな感じ」という曖昧な表現で伝わります。でも物理や化学は 伸び代があると思います。関連:ARToolKit(2007年)、PS3(2007年)、裸眼3D(2008年)、計算機合成ホログラム(2010年)、3Dディスプレイシステム(2010年)、ニンテンドー3DS(2011年)、SmartAR(2011年)、PS Vita(2011年)、TOYOTA Fun-Vii(2011年)、Project mirai(2012年)。


生地のテイスト


・デニム[denim]
デニムはフランスのニームで作られました。「デニム」は「Serge de Nimes」、Nimes(フランスの地名)産のサージ[serge]という意味(綿(コットン)ではない)。綾織りまたは繻子(しゆす)織りにした先染めの厚地綿織物。デニムは作業服・遊び着などに用いられる。「ジーンズ」とは「ジェノバ」という意味で、ジェノバ産のコットン地のこと。日本:ジャパニーズデニム。歴史:デニムがジーンズとして売れた理由のヒント:ジェイコブ・デービス、リーバイ・ストラウス、ジェームズ・ディーン:levi's


デザインに関する言葉のテイスト


・似合う(にあう)
調和する。相応する。好感が持てる。品格が感じられる。


・カワイイ
可愛い。愛らしい魅力をもっている。幼さが感じられてほほえましい。小さく愛らしい。深い愛情をもって大切に扱ってやりたい気持ちを表す言葉。


・カッコイイ
格好が良い。尊敬できる行動をした人への褒め言葉。


・シブい
落ち着いた趣がある。地味で深い味わい。華やかではない。


・ダサい
かっこうがわるい。センスが感じられない。流行したにも関わらず対応しなかった。ポリシー(方針)やプライド(誇り・自尊心・自負心)がない。


・シンプル
飾らない美しさ。飾り気のない素朴さ。単純。簡単。


・ゴージャス
飾る美しさ。きらびやかで、ぜいたく。豪華。豪奢。


・上品(じょうひん)
言動・顔つき・容姿に高い品格が感じられる好ましいさま。高尚で洗練されている。


・下品(げひん)
言動・顔つき・容姿に卑しさが感じられる。品(ひん)が無いさま。一般的には禁句。


・禁句(きんく)
使用を避ける約束になっている語句。聞き手の感情を害さないように、その人の前や特定の場で口にしてはいけないとされる言葉。下品だと人柄が軽くみられ説得力が無くなります(社会経験が浅い・生活習慣の格が低いと判断される)。場合によっては人から嫌われます。禁句を使わないで話をする為には日頃からの訓練が必要です。下手なフォロー(補いや助け)に注意し、上手いフォローをしてあげると格が上がります。


ヘアデザイン


・形(スタイル)

・形(スタイル)
髪型に限った事ではありませんが、基本技術+テイスト=スタイルになります。テイストに傾倒し過ぎると仮装になってしまうので注意してください。

商業を考え 基本技術とテイストのバランスを見極めてください(商業:日常で売れる作品を作る:他人から「カワイイ・カッコイイ」と言われるように)。手を加えつつもヤリ過ぎない事です。上質へとコントロールしてください。サロンのサイトが参考になるはずです。

・色(ヘアカラー)
日本のヘアカラーリング傾向としては黒〜濃赤褐色が適正です(日本人に似合います)。「真赤や真青などのカラフルなヘアカラー」や「金髪」は嫌われる傾向にあります。

現在のカラーリング技術のキーワードは立体感です。ダーク・マット系のメッシュでグレイヘアに見せる。ハデにならない程度に個性を主張するセクションカラー(ポイントカラー)。白髪などを美しくするグレイヘアのカラーリングです(ヒント:ローライト・ハイライト)。

・心(形と色の社会性)
皆さんはスタイルを通して未来を作る「シンボル」や「提案者」になります。社会性を考えた上で「適切な容姿」のもと「技術」を行って下さい。

カラフルなヘアスタイルが一時期 若い人を中心に流行りました(商業となる新しいニーズが生まれました)。しかし歴史を紐解くと反社会的な行動を助長しただけで ‘人の幸せ’ には繋がっていません。ヘアカラーリングは今でも批判される現状があります。

安心できる社会が築ける事を(認識や行動の規範を見誤らないようにしていただける事を)願っています。10年後、20年後にヘアカラーリング技術が愛されるようになれば、それは皆さんの生活を支える力になってくれるはずです。


イメージを捉える

世の中には沢山のイメージがあります。イメージを捉える事により、ある程度は他人との疎通・意思統一ができるようになります(キチッとした分け方はできないかもしれませんが、ある程度は認識しあえるという意味です)。

今の日本は様々なファッションが複合的に絡み合い、日本独特のサブカルチャー(属性の偏った担い手により成り立つ文化)を形成しています。分りやすく言えば「人によって、いろいろなスタイルがある」という事です。補足ですが日本のサブカルチャーは海外から評価されています。

しかし2000年を過ぎた頃からサブカルチャーに対して問題が出てくるようになりました。イメージが多様化した事で、ファッションや生活習慣に合わせた特殊な言葉遣い(方言を含む)が増えすぎてしまい、外国人どころか日本人でさえ今の日本文化を学ぶのが難しくなりました。

分らなくなったら基本に立ち返ればいいんですが、そのまま突っ走っている人が多いようで、「〜系」や「〜的」や「〜派」や「〜性」という言い方をして「よく分らない事を伝える」という奇妙な文化が、日本で日常化(成立)しています。

例えば渋谷系ファッションと言われて、定義するのは難しいと思います。でも生活習慣(テレビや情報誌やコミュニケーション)を通じて感覚的にどういったものなのか伝わっているはずです。「特定地域の短期間に変化する文化」のイメージも 日頃から捉えておかないと話題についていけなくなるかもしれません。


トレンド

私たち理容師・美容師は、例えばお客様から「落ち着いた優しい感じのヘアスタイル」を求められた際に、パッと頭に思い描くイメージと共に、お客様に似合わせながら技術を行わなければなりません。自身の経験やインスピレーションを働かせ、断片的な情報を思い描きながら(再構築しながら)、もしくは何かを参考にしながら技術を行います。しかし様々な要望に答え続けるというのは大変です。

世の中にはトレンドという言葉があります。ファッションの傾向や動向を意味するのですが、流行とは自然に発生するものではなく 一般的には人の手によって作り出されます。作る事を前提にするなら、ある程度の準備期間(技術習得や物を揃える)ができて、お客様に対応が出きるようになります。流行を作ったり広めたりする人の事をトレンドセッターと言います。

理容美容業界でも一時期、ワンレングスが異常に流行った時期がありました。そういう流れを作った人がいたんだと思います。その後にローレイヤーが流行りだしたら全国的にスタイルが変わりました。その後はショートスタイル→カラーリング→ウェーブを生かしたヘアスタイルへと変化しています。一般的には女子大生や女子高生が支持するスタイルが流行を作りだすキッカケになり トレンドセッターとして見られている場合もあるようです。


今の理容美容技術の習得傾向

今も日本はスタイルが多様化し続けています。早くニーズを見抜いて短期間で対応しなければなりません。専門誌の傾向は「即時性のある小技」や「すぐに対応できるスタイルやノウハウ」の特集が多くなったように感じます。

今の日本は「ショートなのかロングなのか」「直線的なのか曲線的なのか」「ドライなのかウェットなのか」「軽いのか重いのか」「ソフトなのかハードなのか」「明るいのか暗いのか」「静なのか動なのか」「シンプルなのか複雑なのか」「規則的なのか不規則なのか」「都会的なのか自然なのか」という認識以上のものが求められています。その都度「要領よく」学び対応していく事が大切です。

入学する前にやっておく事ですが、学校を目標に計画を立てるのではなく、社会を目標にして下さい。学校で学べば社会で通用する訳ではありません。社会で通用するように学生の内に学んでください。スムーズに社会対応をしてもらいたいと願っています。



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